住まいの購入に当たっては、マンションにするか一戸建てにするか、あるいは新築物件にするか中古物件にするかなどの検討も必要です。
そのためには、購入後の生活を思い描き、どんな生活をしたいのか、それを実現するためにはどんな住まいがよいのかなど、家族で話し合うことが大切ですね。
この記事を書いた人
名前:くろちゃん(宅建士)
金融業、住宅営業から不動産業へ。
不動産屋を開店させるために奮闘中!!
自分がどんな暮らしをしたいか考えると楽しいよね!
そうだよね!想像するとワクワクするよね。
失敗しないように様々な物件の特徴を解説するよ。
実現したい暮らしを具体的に想像する
まずは、どんな暮らしをしたいのかという視点から考えてみましょう。
例えば「ペットを飼いたいから一戸建てがよい」、「庭や外周りのメンテナンスをするのは面倒だから、マンションがよい」など、「実現したい暮らし」を具体的に想像することで、それをかなえる住まいの形が見えてきますよね。
物件タイプ別の特徴を理解する
マンションにも一戸建てにも、それぞれに特徴がありますね。住まいの好みは人それぞれですから、自分にとって暮らしやすい住まいとは何かを、下の表を参考にして検討してみましょう。
マンションと一戸建ての比較
新築と中古それぞれの特徴
中古住宅を探す場合、築年の古い建物の品質への不安を解消するために、いくつかの仕組みが設けられています。こうしたものを活用して、中古住宅の品質を確認する方法もあります。
・インスペクション:第三者の専門家が建物診断を実施することで物件の状態を客観的に検査・調査するもの
・住宅性能評価制度:住宅性能について、国土交通大臣の登録を受けた第三者機関である「登録住宅性能評価機関」が1~5等級で評価する制度
・安心R住宅:平成30年4月からスタートした制度で、耐震性があり、インスペクション(建物状況調査等)が行われた住宅であって、リフォーム等について情報提供が行われる中古住宅のこと。希望する事業者団体を国土交通省が審査・登録し、それぞれの団体に所属する事業者(不動産会社等)が基準に合致した中古住宅を「安心R住宅」として広告などに表示するもの。
マンションの管理について理解する
(1)専用部分と共用部分
マンションが一戸建てと大きく異なる点は、建物が「区分所有」であるということです。敷地は購入者である区分所有者全員の共有になりますが、建物は「専有部分」と「共用部分」に分けられます。専有部分とは、自己所有となる、壁や天井で仕切られた住宅内部の居住空間をいいます。共用部分は、区分所有者全員で共有する、建物全体の入り口やエレベーター、階段、廊下、外壁、駐輪場、ゴミ置き場などをいいます。
(2)管理組合の役割
共用部分を管理するのは区分所有者全員を組合員とする管理組合です。管理組合は、共用部分の建物や設備をいつ、どのように点検・補修していくかといった長期修繕計画などの管理の方針を決め、区分所有者全員でそのために必要な費用を積み立て(修繕積立金といいます)ます。なお、日常の共用部分の清掃などの実務は、一般的に管理組合が委託した管理会社によって行われます。
(3)管理規約と使用細則
マンションは共同生活の場でもあり、互いが快適に暮らすための規則が必要となります。この規則を定めたものが管理規約や使用細則です。
管理規約は、主に管理組合の運営などを定めたもので、専有部分と共用部分の範囲、管理費や修繕積立金の額、ペット飼育の可否などが決められています。使用細則は、バルコニーの使用方法など、マンション内での日常生活のルールや約束事が決められています。
まとめ
先ずは、ご自身がどんな暮らしをしたいのかを想像していただいて物件を調べていくと良いですね。マンションや戸建て、新築か中古など選択肢は様々です。お客様自身や、ご家族が納得いく物件購入に繋がるように色々と調べておく事は大切ですね。
希望にあった物件購入のために事前に知ることはいい事だね。
購入後の暮らしがワクワクするようなお家選びができるよ!
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