資金計画の注意点

お金の話

資金計画の立て方によって、ローン返済の負担が違ってきます。
長期間をかけて返し続けるものだからこそ、借入時だけではなく、その後の見直しもしっかりしていきましょう。

この記事を読むと

返済期間の設定の考え方がわかる

ボーナス返済についてわかる

返済開始後の資金計画がわかる

この記事を書いた人
名前:くろちゃん(宅建士)
金融業、住宅営業から不動産業へ。
不動産屋を開店させるために奮闘中!!

しろちゃん
しろちゃん

住宅ローンの返済って心配だよね…

資金計画をするポイントがあれば知りたいな!

くろちゃん
くろちゃん

住宅ローンの不安は一つでもなくしたいよね!

具体的な資金計画を説明していくね。

返済期間の設定を考える

毎月返済額2,022円アップで、返済期間を1年短縮できる(※)

ボーナス返上を上手に利用する

ボーナスは、勤務先の業績等によって支給額が変わることも多いため、ボーナス返済に頼りすぎると、返済が滞ってしまう可能性があります。もちろん、ボーナス返済を併用することで、返済期間を短縮することも可能です。教育費や旅行、万が一のための貯金など、ボーナスの使い道を検討して、まだ余裕があるようなら一部を住宅ローンの返済に充てるのも、上手なボーナス活用法ですね。

返済開始後も返済計画の見直しを

完済までの間には、経済情勢や家計の事情が変わることでローン返済が負担になったり、逆に余裕ができてもっと返済額を増やせる状況になったりします。金利の動きや家計の状況に合わせて、定期的に返済計画を見直すようにしましょう。

(1)固定期間終了時などの見直し

固定期間選択型で借りた場合は、固定期間が終了するたびに、変動金利型にするか再び固定期間選択型にするか、固定期間選択型であれば固定期間を何年にするかなどを検討することになります。そして、その時点での家計の状況や将来の見込みを踏まえて選ぶようにしましょう。なお、変動金利型の場合には随時、金利のタイプを選択して設定することができますよ。

(2)繰り上げ返済

返済期間を長めにとって、毎月の返済負担を軽めに設定している場合は、収入の状況に合わせて返済期間の短縮も考えておくとよいでしょう。返済期間を短縮する代表的な方法は繰り上げ返済です。期間短縮型を選べば毎月の返済額を変えることなく完済時期を早めることができます。
また、返済額軽減型の繰り上げ返済では、借入期間は変更せずに毎月の返済額を減らすことができます。

(3)その他の条件変更

毎月の返済額を増やして返済期間を短縮する「条件変更」も選択肢として考えられます。ボーナスの支給が安定していて、ボーナス返済額に余裕がある場合は、ボーナス返済額を増やす条件変更という方法もあります。
*繰り上げ返済以外の条件変更の場合は、返済に無理がないかなど、金融機関によって審査がある場合があります。

条件変更

まとめ

住宅ローンの組む前に、しっかりとした資金計画を考えていくことが大切です。購入後も環境が変わったり、生活が変わる事もあると思います。その都度資金計画を見直していくことも必要ですね。

くろちゃん
くろちゃん

返済期間や資金計画などわからない事や、困ったことがあれば相談しながら進めていくといいね。

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